Msシリーズによる遠隔制御



■ メールによる制御①(ブロードバンド/LAN経由)
インターネットに接続可能なパソコンや携帯電話からのメールにより、Msシリーズの運転状態の確認および制御(自動/手動 /予熱/休止)が可能なシステムです。
専用のカメラユニットを接続することで、路面状況など撮影した静止画像を取得することもできます。
現場側のMsネットワークコントローラ用にメールアドレスが1つ必要ですが、既設のネットワーク設備を利用できる場合はLAN ケーブルを引くだけでよく、導入しやすい形態です。
監視側、現場側とも既設ネットワークを利用可能であれば、月額のコストに大幅な増加はありませんが、現場側のメールアドレス を監視側で契約しているプロバイダに追加申し込みする場合は、月額数百円程度の利用料金がかかる場合があります。
また、携帯電話から制御する場合はパケット通信料がかかります。
パケット通信料については、携帯電話のご契約内容によって金額が異なります。
《システム構成》

メールによる制御①(ブロードバンド/LAN経由)


■ メールによる制御①(FOMA/au/PHSなど利用)
機能としては、「メールによる遠隔制御①」と同様、インターネットに接続可能なパソコンや携帯電話からのメールにより Msシリーズの運転状態の確認および制御 (自動/手動/予熱/休止)が可能なシステムで、現場側に光回線やADSLなどの ブロードバンド回線を用意できない場合の対応として、FOMA/au/PHSの何れかの回線を 利用するシステムです。
FOMA/au/PHSのカード型通信端末に対応したダイヤルアップルータとMsネットワークコントローラの組み合わせにより インターネットに接続する構成です。
「メールによる遠隔制御①」と同様、現場側のMsネットワークコントローラ用にメールアドレスが1つ必要です。
監視側の月額コストについては、利用する通信回線により異なりますが、定額制サービスを利用した場合は月額約4,000円~ となります。
現場側のメールアドレスを監視側で契約しているプロバイダに追加申し込みする場合は、月額数百円程度の利用料金がかかる 場合があります。
《システム構成》

メールによる制御②(FOMA/au/PHSなど利用)


■ FOMA網とインターネットを利用した制御
DoCoMoのFOMA網とインターネットを介して、監視側パソコンとMsシリーズを接続し、運転状態の確認・制御やデータ回収などを可能とするシステムです。
現場側は、DoCoMoのFOMAパケット通信サービスとNTTPCコミュニケーションズのプロバイダ向けインターネット接続サービスの「FOMAコースIP1タイプ」(月額税込み2,100円)の契約により、監視側パソコンからインターネットを経由して監視・制御が可能になります。
FOMAのご契約については、定額制プランとデータ通信量によって料金が変動する従量性プランを選択できますが、1日に一度の頻度で運転状態の確認とデータ回収を行う程度であれば、5,000円分の無料通信分を含む「データプランS」(月額税込み3,095円)のご契約で運用可能です。
監視側については、インターネットへの接続環境があれば、 パソコンにMsシリーズ操作ソフトウェア(有料)をインストールいただくだけで運用可能となります。
《システム構成》

FOMA網とインターネットを利用した制御


■ PHS網PIAFS通信を利用した制御
WILLCOMのPHS網PIAFS通信を利用し、監視側パソコンとMsシリーズを回線交換による対向通信により、運転状態の確認・制御やデータ回収などを可能にするシステムです。
監視側、現場側それぞれで回線契約が必要になりますが、現場数が3箇所以内であれば、監視側の回線契約は安価な料金プランを選択可能であり、定期的なデータ回収など1日10分程度の接続を行うだけであれば、通信料金は現場1箇所あたり月額3,000円以内と想定され、低コストで遠隔制御システムが運用できます。
なお、監視側パソコンに、Msシリーズ操作ソフトウェア(有料)をインストールいただく必要があります。
※通信時の料金については、接続時間70[秒]毎に10.5円(税込,通信先が同一区内のとき)の従量性の料金形態です。従って、通信時間が長くなれば、月額の通信料金も高くなります。
また、監視対象となる現場数が3箇所を超える場合は、月額基本料金が3,150円(税込)、通信料金が10.5円/70[秒]の「データパック」プランのご契約となります。
《システム構成》

PHS網PIAFS通信を利用した制御


■ 一般公衆回線網を利用した制御
一般公衆回線を利用し、監視側パソコンとMsシリーズを回線交換による対向通信により、運転状態の確認・制御やデータ回収などが可能なシステムです。
監視側、現場側それぞれに電話回線が必要になります。回線種別はアナログ回線になりますので、加入回線やひかり電話をご契約ください。例えば、加入アナログ回線を事務用として契約した場合の基本料金は2,887.5円(税込み)です。
月額コストですが、現場側については、着信のみで利用するため基本料金のみとなります。
監視側については、ご契約回線の基本料金と接続時間に応じた通話料金が必要となります。加入アナログ回線の場合、基本料金以外に3分/8.925円(同一区域内のとき)ですので、1日一度の頻度で運転状態の確認とデータ回収を行うための時間をおよそ20分と想定した場合、1日あたり約70円、1ヶ月で2,200円程度となり、基本料金と合わせて約5,000円と想定されます。
なお、監視側パソコンに、Msシリーズ操作ソフトウェア(有料)をインストールいただく必要があります。
※月額コストについては、回線の種類や通信時間により変動します。ここで挙げた金額は一例としてご理解ください。
《システム構成》

一般公衆回線網を利用した制御


■ ネットワーク経由による制御
シリアル⇔イーサネット変換アダプタを利用し、ネットワークにより接続されたパソコンからMsシリーズの運転状態の確認・制御や データ回収などが可能なシステムです。
監視側、現場側とも既設のネットワーク設備が存在する場合には、追加のランニングコストが必要なく、導入しやすい形態です。
無線LANカードに対応したシリアル⇔イーサネット変換アダプタを利用することで、無線LANのシステムも可能です。
また、ネットワークがルータを介してインターネットに接続されている場合、遠隔地からの遠隔制御も可能です。
※現場側のネットワークにグローバルIPが割り当てられているか、ダイナミックDNSサービスの利用することでインターネット側から現場側にアクセスでき、 さらにルータが静的IPマスカレード機能を持っていることが前提となります。

月額コストについては、ネットワークの接続形態によりさまざまなパターンがあるため、金額のご提示は省略いたします。
なお、監視側パソコンに、Msシリーズ操作ソフトウェア(有料)をインストールいただく必要があります。
《システム構成》

ネットワーク経由による制御