WD5で土壌環境を測定
2018-12-21

ARP社製センサWD5シリーズをご紹介します。


WD5シリーズは、以前にピックアップ情報の「土壌水分と電気伝導度の同時測定」でご紹介したWD3シリーズの上位モデルになります。

WD3シリーズと比べ、小型・軽量化、省電力になり、モデルによって測定できる要素は違いますが体積含水率、電気伝導度、土壌中温度は変わらず、測定要素に加速度センサが加わりました。


WD5はインターフェースにUSBとSDI-12が使用され、SDI-12モデルは当社のデータロガーFTシリーズ-DigitalタイプCと接続が可能です。

例えば、データロガーFTJr-DigitalタイプCのSDI-12インターフェース対応モデルを使用した場合、最大10台のデジタルセンサの接続と15要素の記録ができますので、体積含水率、電気伝導度、土壌中温度の3要素を測定できるWD5-WET-SDIの場合、データロガー1台で5台のセンサを1つの線で接続する事が可能です。

また、当社のデータコンバータSRCCシリーズとを使用することでネットワークを通して1ヶ所管理する事が可能です。

SRCC-FシリーズとWD5センサを利用した土壌環境の集中管理システム
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SRCC-FシリーズとWD5センサを利用した
土壌環境の集中管理システム_印刷用PDF

SRCC-FシリーズとWD5センサを利用した土壌環境の集中管理システム
~FTJr-DC/SDIでデータをロギング~
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SRCC-FシリーズとWD5センサを利用した土壌環境の集中管理システム
~FTJr-DC/SDIでデータをロギング~_印刷用PDF
FTJr-DigitalタイプC
FT2-Digital タイプC

SRS分光反射率センサで植生指標や分光反射指標を連続測定
2018-12-12

当社のデータロガーFTシリーズ-DigitalタイプCのSDI-12インターフェース対応モデルでは、METER社(旧Decagon社)の分光反射率センサを接続する事ができます。


SRS分光反射率センサは緑の群落、群落閉鎖と群落老化の最初の様子を記録するために用いられ、測定結果は光捕獲、光の利用、生物季節学などに利用されます。

SRS分光反射率センサは、測定目的や形状の違いにより以下の4タイプがあります。
植生指標(NDVI)測定用
①SRS-Ni NDVI 半球型 分光反射率センサ
②SRS-Nr NDVI フィールドストップ型 分光反射率センサ
赤色の可視光(630nm)と近赤外線(800nm)を測定します。
分光反射指標(PRI)測定用
③SRS-Pi PRI 半球型 分光反射率センサ
④SRS-Pr PRI フィールドストップ型 分光反射率センサ
緑色の可視光(532nmと570nm)を測定します。
写真は上が「③SRS-Pi PRI 半球型 分光反射率センサ」下が「④SRS-Pr PRIフィールドストップ型 分光反射率センサ」です。


植生指標(NVDI)を測定する場合、センサは上向きに設置する半球型(照度)と、下向きに設置するフィールドストップ型(輝度)を組み合わせて使用します。
日照条件が同じ場合、半球型センサ1つに対して複数のフィールドストップ型のセンサを使用できます。

例えば、データロガーFTJr-DigitalタイプCのSDI-12インターフェース対応モデルを使用した場合、最大10台のデジタルセンサの接続と15要素の記録ができますので、半球形センサを1ヶ所(照度2要素)とした場合、フィールドストップ型を最大6ヶ所(輝度2要素×6点)設置でき、合計14要素を1台で測定できます。


また、データロガーFTシリーズ-DigitalタイプCはアナログセンサの接続にも対応可能で、FTJrの場合はオプションで1ch、FT2の場合は標準7ch(オプションで8ch増設可能)に対応しますので、植生指標などの測定と同時に日射、雨量、風向風速などの測定が可能です。

FTJr-DigitalタイプC
FT2-Digital タイプC

ロ-ドヒ-ティングの融雪遠隔操作代行サ-ビスを始めました
2018-11-21

Msシリーズ融雪遠隔制御システムの新たなサービスとして、ロードヒーティングの融雪遠隔操作代行サービスをリリース致しました。

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ロードヒーティングの融雪遠隔操作代行サービス _印刷用PDF

管理人様が代わって設定が分からない、機械の操作に自信がない等のご要望にお答えして、MsシリーズWebサービスを利用して当社でロードヒーティングの設定を遠隔で操作して、代行するサービスが始まりました。

関連記事:MsシリーズWebサービスリリース予定のご案内

ロードヒーティングの融雪遠隔操作代行サービスにご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

MsシリーズWebサービスリリースのご案内
2018-11-1

Msシリーズ融雪遠隔制御システムの新たなサービスとして、MsシリーズWebサービスをリリース致しました。

現在、Msシリーズの遠隔制御用として、Msシリーズ操作ソフト(WindowsPC用)、Msシリーズ操作アプリ(Android端末用)をご用意していますが、それ以外の機種からの操作には対応できていませんでした。

今回、リリースしたMsシリーズWebサービスは、ブラウザが動作する端末からMsシリーズを操作できるサービスになり、iPhoneなど今まで対応していなかった端末からも操作可能です。

関連記事:ロードヒーティングのコストでお悩みの皆様へ

PCのWebブラウザで確認

スマートフォンのWebブラウザで確認

融雪遠隔制御方法別機能比較表

融雪遠隔制御方法別機能比較表 _印刷用PDF

ロードヒーティングのコストでお悩みの皆様へ
2018-10-24


ロードヒーティングのコストでお悩みの皆様へ_印刷用PDF

当社はロードヒーティングの制御装置を販売しております。
Msシリーズ融雪制御システムは、効率のよい3要素制御を基本としています。


3要素制御の3要素とは、降雪・気温・地温の事で、降雪センサで水分、気温を検出し、降雪を判定します。

降雪を検出すると、ロードヒーティングを動かし路盤を温めますが、必要以上に温めないように地温センサで路盤の温度を測り、設定温度を保つようにロードヒーティングの入り切りを行います。

融雪制御装置


3要素制御は省エネ効果が高い運転方式ですが、遠隔制御システムとネットワークカメラを併用する事で、より効果的な運用が可能です。
ネットワークカメラで現地の積雪状況を確認して、状況に応じて遠隔制御システムで融雪制御装置の運転状態、設定値などの変更を行うことができます。

遠隔制御システムは、導入費用以外のシステム利用料は不要です。
既設のインターネット回線が利用可能で、インターネット回線が使用できない場合も、安価なモバイル回線を利用できますのでコストを抑えることが出来ます。

ロードヒーティング 遠隔制御事例

Msシリーズ融雪制御システムにご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

トレイルカメラで定点撮影
2018-10-09

当社は、トレイルカメラ・ハイクカムを用いた定点撮影システムを提案しています。


トレイルカメラとは、生態観測を目的に使用されている自動撮影カメラで、省電力動作、耐久性と防水性に優れているため、野生動物の行動監視以外にも定点撮影として有用な製品です。
※三脚は別売品です

トレイルカメラは電源に単三電池を採用しているものが多く、最大8本までのモデルが多い中、ハイクカムは最大12本セットでき長時間の撮影に対応できます。(低消費電力動作により単三電池4本から動作し、8本、12本の組み合わせで容量を増やすことが出来ます)
※単三電池は別売品です


当社ではこれまでにハイクカムを、冬季道路状況の調査や石仏の剥落状況調査などに採用していただきました。

石仏の剥落状況調査は、以前にピックアップ情報でご紹介した「大悲山の石仏」の環境調査の一環として、本年8月より始まった薬師堂の環境調査に加わったもので、特に剥落が進んでいる部分を定点撮影し、撮影した画像から剥落発生の有無や剥落状況の確認を目的に導入していただきました。


設置場所が遠方、定期的に手元で確認したい場合には通信機能を有するモデル、ハイクカムLT4G(2018年最新モデル)があります。
撮影された画像や動画はクラウドサーバへ送信され利用者は現地に出向く事なく、スマートフォンやパソコンで参照する事ができます。

トレイルカメラを利用していただくと、データーロガーによる計測に合わせて、観測点の定点撮影も行えます。

取扱商品にご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

FTシリーズで流量の測定
2018-09-25

当社データロガーFTシリーズは、様々なセンサに対応できる汎用タイプです。各種出力を取り込む事ができ、実機による接続検証も行っております。

FTシリーズ接続検証済みセンサ一覧

今回はFTシリーズと流量センサ2種の計測事例をご紹介いたします。
事例1:FTJrと愛知時計電機社製・小型電磁流量センサVNシリーズの組み合わせ

パルス出力の流量信号と、センサが出力する警報信号を取り込み、積算流量と警報発生の状況を計測するシステムです。
FTシリーズでは、本体の設定を変更することでアナログ信号はもちろんのこと、パルス信号や接点信号なども取り込むことができるため、流量の計測と同時にセンサの異常発生を記録するといった柔軟なシステム構成が可能です。
事例2:FT2とキーエンス社製・超音波式流量センサFD-Qシリーズの組み合わせ

当システムはFD-Qシリーズの他に、温度センサも使用して流量を含む多要素を計測するシステムです。
FD-Qシリーズは、超音波式であることから配管を切断する事なく設置可能で、設置コストをかけずに流量計測ができ、パルス信号による流量出力の他、電流信号による瞬時流量の出力も可能です。FTシリーズとの組み合わせにおいては、パルス信号による流量と電流信号による瞬時流量の両方を計測できます。
また、FTシリーズには通常の測定の他にも、監視通知可能なMonitorタイプとReportタイプがございます。


Monitorタイプは計測値が条件を満たした場合、回転灯など起動させる事ができます。
Reportタイプは通信コンバータSRCC-FRと組み合わせて、計測値が条件を満たした場合にメールで通知することができます。

MonitorタイプやReportタイプをご使用いただく事で、流量に大きく変動があった時などに報せる事が可能です。

FTJr製品案内
FT2製品案内

FTJrでLAI(葉面積指数)を測定
2018-08-23

当社のデーターロガーFTJrは日本環境計測㈱製、分光式葉面積指数センサMIJ-15LAIを使用することで、LAIを測定することができます。


LAIとはLeaf Area Indexの略で、土地の面積あたりの葉の総面積割合を指します。
例えば、土地1㎡あたりに生えている葉の面積を、全て足した値が2㎡になる場合、2㎡/1㎡=2となりLAI=2となります。
※通常の森林のLAIは3~7になります。

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LAIは植生機能を評価するための重要なパラメータであり、光合成有効放射の吸収や光合成・蒸散量、植生の炭素吸収能力を示す重要な指標として、農業や森林科学、生態学・地球環境科学などで広く用いられております。

LAIを測定するにはいくつかの方法がありますが、物理的な問題や天候に左右されたり、精度が低かったりと問題がありました。
MIJ-15LAIは上記の問題を解決した分光的手法(特許第JP5410323B22014.2.5)を採用しており、光合成により減衰するPAR(可視光)と、光合成で殆ど減衰しないNIR(近赤外線)を感知します。

FTjrをMIJ-15LAIのロガーとしてお使いいただくことで、記録したPARとNIRの値からLAIを計算し、その場で確認することができます。
そして、FTjrは長期測定可能なため、設置いただくとLAIの変化を長期間、無人で測定いただけます。また小型で携帯性に優れているので、ワンタイム測定機能を用いれば、移動しながらワンクリックで測定することも可能です。

FTJr製品案内
LAI(葉面積指数)

引用・参考文献
光学的植生指数センサ 特許文献
日本環境計測㈱HP 取扱製品
MIJ-15LAI TypeII/K2カタログ
MIJ-15LAI/Pカタログ

通信コンバータを利用した遠隔管理システム
2018-08-08


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当社の通信コンバータSRCC-LR・SRCC-RWをご利用頂くと、工場などで使用されているRS-232C機器をネットワークで一元管理、遠隔管理が可能になります。

通信コンバータを利用した遠隔管理システム_印刷用PDF

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SRCC-LRはRS-232C⇔LAN、SRCC-RWはRS-232C⇔Wi-Fiの変換を行います。

仕様
SRCC-LR取扱説明書
SRCC-RW取扱説明書

シーケンサやDPMなどのRS-232C機器を、ネットワークに接続いただくと一元管理、遠隔管理でき、管理コストや人件費の削減に繋がります。
USB機器の場合は
SRCCシリーズにはRS-232Cだけではなく、USBをLAN/Wi-Fiに変換するタイプもございます。

USB機器をご使用の際には、SRCC-FL・SRCC-FPWをお使い頂くことにより一元管理、遠隔管理システムを構築することができます。

※USBホストインターフェースとして、FTDI社のFT232Rシリーズが搭載されている必要があります。
USB機器を利用したネットワークの構築については過去に書かれたの記事を参照ください、またSRCCシリーズは様々なタイプをご用意しておりますので下記のリンクを参照ください。

SRCC-Fシリーズについてのピックアップ情報
通信コンバータ SRCCシリーズ

RS-232C機器、USB機器を使用した遠隔管理システムの構築、使用機器が接続可能かなど、ご質問などございましたらお気軽にお問い合わせください。

文化財の保存環境調査
2018-07-13

当社データロガーは、文化財の保存環境調査を目的とした環境計測システムとしても利用されています。

ご紹介する計測システムは、福島県南相馬市小高区にある大悲山観音堂石仏で環境計測用として納入したものです。


同地区には「大悲山の石仏」と呼ばれる3つの石仏があり、製作時期は平安時代前期と推定される東北地方で最大・最古の石仏群です。
その一つである観音堂石仏は、この石仏群の本尊であったとされる十一面千手観音坐像です。

2011年に発生した東日本大震災で覆屋が倒壊する被害を受けましたが、2016年1月に覆屋が修復されたことに伴い、石仏の保存環境を計測する目的でデータロガーFT2をはじめとした観測機器一式を導入いただきました。

 ・土壌水分2点
 ・温度5点
 ・湿度5点
 ・照度2点
(電圧0~1V
(4線式Pt100
(電圧0~1V
(電圧0~10mV
 石仏表面下土壌水分2点)
 気温1点 覆屋内温度4点)
 外気1点 覆屋内湿度4点)
 屋外1点 石仏壁面近傍1点)

※本計測システムは昨年度末で大悲山観音堂石仏での計測を終了し、大悲山阿弥陀堂石仏に移設され今春から引き続き計測を行っています。

NRG社製 風向風速計の接続
2018-06-25

当社のデータロガーFTJr、FT2は風況調査において、デファクトスタンダードとなっているNRG社製の風向計、風速計を接続することができます。


FTJr、FT2では風向計測にポテンションメータ、風速計測に交流周波数やパルスに対応したレンジを装備しており、NRG社の風向計200Pや風速計40Cを直接接続して、風向風速を計測できます。

専用設定ソフトを使用してセンサの出力信号に合わせたレンジや係数、演算種別などを設定することで平均風速、平均風向、最大瞬間風速、最大瞬間風速時の風向や起時、風速標準偏差などのデータを記録できます。


FTJr、FT2は全チャネル汎用入力となっており、装備するチャネル数の範囲内で風向計、風速計を自由に組み合わせることができ、特に多チャネルタイプのFT2は標準で8つの入力チャネル(最大64チャネル)を装備しており4階層の風向風速を測定できます。

データロガー製品情報

NRG社以外のセンサも接続検証を行っておりますので、検証済みのセンサにつきましては、下記のリンク先を参照ください。

FTシリーズ接続検証済みセンサ一覧

掲載していないセンサが接続可能か、ご質問などございましたらお気軽にお問い合わせください。

Excel取り込みソフトウェア
2018-06-15

Excel取り込みソフトウェアを使用すると、FTJrで測定された最新のデータをExcelに取り込む事ができます。


測定項目名、単位等はFTJrの論理チャネルの設定を読み出して表示します。

データの取り込み間隔はFTJrの測定間隔に同期しており、研究室などでリアルタイムにデータをモニタしながら、その場でデータをExcelに保存することができます。

もしも実験中のPCがトラブルによりデータ収集が停止しても、実験データは全てFTJrに保存されていますので安心です。

Excel取り込みソフトウェアについてご質問、ご相談などございましたらお気軽にお問い合わせください。

またソフトウェアのカスタマイズ、オリジナルソフトウェアの開発も承っておりますので、こちらもお気軽にご相談ください。

FTJr-TC3000-SET
2018-05-28


FTJr-1CHとオプトレックス社製濁度チェッカーTC-3000を組み合わせたシステムです。
ホルマジン度 0~3,000度の測定ができます。

センサセット一覧
MOP-TC-3000とFTJrとのセット仕様

電源投入時にワイパーが動作して検出面の洗浄を行うので、約240mAの電源が必要になることから、外部電源入力端子にシール鉛蓄電池12V/7.2Ahを接続して動作させています。

ワイパー動作直後は周囲がかき回され、ホルマジン度が高い環境ではデータに影響が出る可能性があるので、FTJrのプレヒート機能を利用して粒子が安定する65秒後に測定を行っています。

測定間隔1時間で約150日連続動作が可能です。

※信号出力は4~20mAですが、本センサは吸い込み型の出力が採用されているため、FTJrの高電圧プロテクト機能が動作し電流レンジでは測定できません。そのため端子台に250Ωの受信抵抗を接続して、電圧±5Vレンジで測定しています。


温湿度データから他要素を演算
2018-05-18


データロガーFTシリーズは、測定した値に演算式を用いることで別の要素を記録することができます。例えば、温度と湿度(相対湿度)を測定し演算することで、温度、湿度以外の以下のような要素を記録、表示することができます。

【温度のみで算出可能な演算データ】
①飽和水蒸気圧空気中の水蒸気が飽和したときの水蒸気圧[hPa]
②飽和水蒸気量1立方メートルの空気中に存在できる水蒸気の最大の量[g/m^3]

【温度と相対湿度から算出可能な演算データ】
③水蒸気圧大気圧全体の中で、水蒸気によって占められる圧力[hPh]
④絶対湿度1立方メートルの空気中に含まれる水蒸気の量[kg/kg]
⑤露点温度ある空気の気圧を変えずに温度を下げ、飽和に達して凝結し始める温度[℃]
⑥湿数気温と露点温度との差[℃]
⑦混合比ある湿度の空気中に含まれている乾き空気1kgに対する水蒸気の量[kg/kg]
⑧比湿ある湿度の空気中に含まれている湿り空気1kgに対する水蒸気の量[kg/kg]
⑨モル分率ある成分のモル数と全成分のモル数との比[mol/mol]
⑩飽差(VPD)ある温度における空気中の飽和水蒸気圧と、実際に含まれる水蒸気圧との差[hPa]
※一般的な分野で利用される。(Vapour Pressure Deficit:VPD)
⑪飽差(HD)ある温度における空気中の飽和水蒸気量と絶対湿度との差[g/m^3]
※昨今、園芸分野で利用される。(Humidity Deficit:HD)
⑫不快指数体感温度の一つで、人体の感じる不快感の程度の目安とするもの[%]

演算式で求めたデータは、ロガー内部に論理CHのデータとして保存されます。論理CHのデータは温度、湿度と同様に記録値として参照でき、飽差などのデータは植物の生育に役立てることができます。

なお、演算式として設定できる文字数の制限などから、以下の条件が前提となります。

・飽和水蒸気圧はTetensの式を利用。
・露点温度、湿数算出の演算式における定数の有効桁数は、
 最低限の桁数に抑えている。
・不快指数については、温度と相対湿度を元にした計算式を利用。
・混合比、比湿、モル分率については、標準大気圧を利用。
 (FT2など、気圧データが利用できる場合は、演算式に組込可能)

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具体的な演算式の設定内容は以下の通りになります。物理CHはCH01が温度、CH02が湿度(相対湿度)に割り付け、湿度においては論理CHの演算式文字数削減のため、湿度[%]/100となるように設定しております。

①温度#01
②湿度#02*100
③飽和水蒸気圧6.1078*10^(7.5*#01/(#01+237.3))
④飽和水蒸気量217*(6.1078*10^(7.5*#01/(#01+237.3)))/(#01+273.15)
⑤水蒸気圧6.1078*10^(7.5*#01/(#01+237.3))*#02
⑥絶対湿度2.166740*10^2*#02*100*6.1078*10^(7.5*#01/(#01+237.3))/(100*(#01+273.15)
⑦露点温度-237.3*L(6.11*10^(7.5*#01/(#01+237.3))*#02/6.11)/(L(6.11*10^(7.5*#01/(#01+237.3))*#02/6.11)-7.5)
⑧湿数#01+237.3*L(6.11*10^(7.5*#01/(#01+237.3))*#02/6.11)/(L(6.11*10^(7.5*#01/(#01+237.3))*#02/6.11)-7.5)
⑨混合比0.622*(#02*6.1078*10^(7.5*#01/(#01+237.3)))/(1013.25-#02*6.1078*10^(7.5*#01/(#01+237.3)))
⑩比湿0.622*(#02*6.1078*10^(7.5*#01/(#01+237.3)))/(1013.25-0.378*#02*6.1078*10^(7.5*#01/(#01+237.3)))
⑪モル分率#02*(6.1078*10^(7.5*#01/(#01+237.3)))/1013.25
⑫飽差(VPD)6.1078*10^(7.5*#01/(#01+237.3)))*(1-#02)
⑬飽差(HD)(100-#02*100)*(217*(6.1078*10^(7.5*#01/(#01+237.3)))/(#01+273.15))/100
⑭不快指数0.81*#01+#02*(0.99*#01-14.3)+46.3

論理CHの演算式テキストファイル

FTJr-FTJ40-SET
2018-04-24


風向風速計MFP-FTJ40とデータロガーFTJrとのセット商品の販売を開始しました。

センサセット一覧
MFP-FTJ40とFTJrのセット仕様

MFP-FTJ40
 ・軽量でコンパクトな設計で設置が容易
 ・風向計と風速計を同軸に取り付け
 ・セパレート型で風向・風速の干渉がなく、追従性が高い

 風速部  起動風速:0.4m/s(オイルベアリング)
      測定範囲:0~60m/s
      出力:1パルス 0.1m/s

 風向部  測定範囲:10~350°
      出力:0~5KΩ(350°~10°はオープン)

 電源   DC5V 平均約4mA(最大8mA)

MFP-FTJ40にはバリエーションとして、高精度タイプのMFP-FTJ40Hもございます。

MFP-FTJ40H
 風速部  起動風速:0.4m/s(オイルベアリング)
      測定範囲:0~60m/s
      出力:1パルス 0.1m/s

 風向部  測定範囲:0~359°
      出力:0~5V(359~0°の間は 0V)

 電源   DC5V 10mA以下

低コストIoTクラウドシステム
2018-04-11

当社は、自社製品のデータロガーや融雪制御装置に対応したIoTクラウドシステムを提供しております。


現在、導入コストやランニングコストの低減を可能とするシステムの検証を行っており、融雪制御装置Ms3とデータロガーFT2によるデモページを公開しました。


本検証では、最大10端末、月間10万データまでのアップデートであれば無料で利用できるクラウドサービスを活用しており、ランニングコストを抑えることができます。

融雪制御装置Ms3の制御履歴データのクラウド化

データロガーFT2で測定している温湿度データのクラウド化

※ご使用のブラウザによっては正しく表示されない場合があります。
※融雪制御装置Ms3の設定はデモ用に調節されたものになります。実際の製品の制御レベルとは異なります。

土壌水分専用モデル
2018-03-30


前々回ご紹介した体積含水率と電気伝導度の同時測定モデルに加えて、土壌水分専用センサを組み合わせた低価格での土壌水分測定を可能としたセットモデルのカタログをご用意しました。
土壌水分測定が78,000円(税別)で始めることができます。

低価格なことから、各地の農協様や農業普及指導センター様より、多数のお引き合いを頂いております。

測定間隔が1時間のとき内蔵の単三形アルカリ乾電池4本だけで230日の測定が可能です。

FTJr センサセット

土壌水分(体積含水率)センサ

専用防水ケース

風向風速計MFP-FTJ500
2018-03-19


商品に風向風速計が追加されましたのでご紹介いたします。

MFP-FTJ500

・弱風から強風域まで測定可能
・精度・耐久性に優れ、電源不要
・小型・軽量設計なので設置が容易

起動風速 0.8m/s
出力 風向:1回転ポテンショメータ 10kΩ
   風速:交流周波数 風速定数 0.1m/s/1pps
精度 風向±3°
   風速:±0.3 m/s(10m/s 以下)・±3%(10m/s 以上)
耐風速 108 m/s
プロペラ径・総長・総高:φ180 mm・500 mm・395 mm
重量・材質:約 1.5 kg・強化プラスチック製

風向・風速

風を測る

気象観測

土壌水分と電気伝導度の同時測定
2018-03-14

FTJr-2chとARP社製土壌水分センサMAR-WD-3-WET-5Yの組み合わせにより体積含水率と電気伝導度の同時測定が可能です。
測定間隔が1時間のとき内蔵の単三形アルカリ乾電池4本だけで230日の測定が可能です。
フィールドでの測定用に耐衝撃性樹脂ボディの専用防水ケースもご用意しております。

FTJr センサセット

土壌水分(体積含水率)センサ

専用防水ケース

工業用圧力計
2018-03-09

配水管の設備や生産ラインの監視など、各種用途にご利用いただける工業用圧力計をご紹介します。

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当社で販売しておりますSTS社製工業用圧力計には、以下のような特徴があります。
・高精度:超高精度0.05%FSタイプ、0.1%FS、0.25%FSをご用意
・測定範囲:圧力単位(MPa,Kg/cm2,bar etc)が自由に指定できる
・圧力応答性(1ms)
・プロセス接続(G1/2やG1/4など)や電気接続(ケーブル直出しやコネクタ式)が選べる
・筐体はステンレス製、オプションでチタン筐体も製作が可能
・温度計内蔵モデル、防爆型モデルもご用意

以下のような用途にご利用いただけます。
・プロセス制御
・タンク・管圧の監視
・特殊機械の圧力計測
・航空宇宙産業
・食品産業

FTJrなどの当社データロガーから圧力計への電源供給も可能なため、商用電源のない場所でも計測が可能です。
単体でのご利用を含めまして、お気軽にお問い合わせください。


データロガー

ネットワークカメラ
2018-03-02

今月、お客様に納入するネットワークカメラです。

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遠隔電源制御ユニット(RPCU)を使用して、ネットワークカメラや投光器の電源を必要なときだけオンにすることにより、ソーラーパネルの電源のみでLTE回線を利用した遠隔監視を実現するシステムを構築しました。


定期的に静止画を転送するシステムや寒冷地対応のハウジングに収納したネットワークカメラ等のご提供も可能ですので、お問い合わせください。


遠隔電源制御ユニット

遠隔電源制御ユニット利用事例

SRCC-Fシリーズについて
2018-02-21

USBホストインターフェースとしてFTDI社製のFT232が搭載されている測定器や電源装置等のUSB機器のインターフェースをRS-232CやLANに変換することができます。

SRCC-FR(USB⇔RS-232C)
USB機器をRS-232Cでコントロールすることができます。
USB機器をシーケンサーやUARTのみのワンチップマイコンからコントロールが可能となります。

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SRCC-FL(USB⇔LAN)/SRCC-FPW(USB⇔WiFi)
USB機器をLAN(WiFi)などネットワークからコントロールすることができます。
仮想COMポートへのデータをネットワーク経由で入出力するソフトウェアを利用することにより既存のソフトウェアを利用して離れた場所からUSB機器をコントロールすることが可能になります。

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仮想COMポートソフトウェア
例)LANTRONIX社 ComPortRedirector http://www.lantronix.com/products/com-port-redirector/


USB機器がSRCC-Fシリーズに対応可能かは、次の手順でご確認頂けます。
【デバイスの確認方法】
・FTDIのサイトより、FT_FROGをダウンロードしてPCにインストールしてください。
http://www.ftdichip.com/Support/Utilities.htm#FT_PROG
・PCとUSB機器をUSBケーブルで接続してプログラムを起動してください。
・Scan and Parse(虫眼鏡マーク)を押すと接続されているFT232の情報が表示されます。
・Chip Type が'FT232R'であれば接続可能です。
・Vendor ID が0x0403、Product ID が0x6001以外のとき、USBDevice Descriptorの Custom VID/PIDを'FTDI Default'に変更して、Program Devices(雷マーク)を押して 設定を書き込んでください。

※Vendor IDとProductIDを変更するとUSB機器メーカーから提供されたドライバから USB機器が認識されなくなりますので、予めオリジナルのドライバーをインストールしておいてください。

http://www.ftdichip.com/Drivers/VCP.htm より、 CDM*****_Setup.zipをダウンロードして解凍してください。
PCからUSB機器を外した状態で、解凍した CDM*****_Setup.exeを実行してください。
***** : ドライバのバージョン

また既存のソフトウェアからも認識できなくなる場合もありますので、元のVendorIDとProductIDは忘れないように控えておいてください。


ビット構成は、スタートビット1、データ長8、ストップビット1、パリティなしです。
フロー制御は、RTS/CTS(ハードウェア制御)です。
他のビット構成はお問合わせください。


通信コンバータSRCCシリーズ

通信コンバータ導入事例

赤外放射フラックスの測定
2018-02-21

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データロガーFTシリーズは、赤外放射計を接続して赤外放射フラックス(長放射フラックス)を測定することができます。

赤外放射フラックスの算出には、赤外放射計本体の温度(ボディー温度)とステファンボルツマン係数を含む演算が必要ですが、 FTシリーズでは赤外放射フラックス算出のための演算式が設定できるため、赤外放射フラックスの瞬時値、積算値などを記録することができます。

赤外放射フラックス=赤外放射計の出力電圧×赤外放射計の校正係数+ステファンボルツマン係数×(赤外放射計のボディー温度+273.15)^4
※ステファンボルツマン係数 5.67×10^-8


FTJr 1チャネル/2チャネル 低価格マルチレンジロガー

FT2 多チャンネルフレキシブルロガー

赤外放射計